病児保育室からのおしらせ

空が澄み清々しい秋を感じる感じる頃となりました。

世界中で猛威を振るう新型コロナウイルスは、5月から第5類へ移行されたとはいえ、重症化例や 新たな変異株も世界各地で確認されているため、今なお警戒を続ける必要があります。体調の変化には 十分注意してください。

また、インフルエンザは例年12月から3月にかけて流行しますが、昨年から今年にかけては例年 よりも2カ月ほど早く流行しているといわれており、直近では感染が増加傾向にあり、岡山県でも 「インフルエンザ注意報」が発令されています。

発熱時に気を付けたいポイント、これからの季節に流行しやすい感染症などをまとめていますので 参考にされてみてください。

 

〇熱性けいれんとは  

熱性けいれんとは、生後6か月から6歳までの乳幼児が、38℃以上の発熱に伴ってみられる全身のけいれんです。

〇熱性けいれんが起きたら

①応急処置

・危険なものを遠ざける。

・衣服を緩める。

・口の中に物がないか 確かめる。

・吐いた物ものが喉に詰まらないように顔を横向きにする。

②様子を観察

・けいれんの時間を計る。

・体の震え方を観察する。

③けいれんが治まったら

・医師の診察を受け、子どもの 状態を説明しましょう。

・左右差はありましたか?(右半身のみ、右足のみなど) 

〇観察のポイント

・けいれんの様子はどうでしたか? (眼・手・足の動きは対称か、意識・呼吸の有無など)

・けいれんが5分以上続きましたか?

☆命にかかわることはないので、まずは慌てないようにしましょう。

☆口の中に指や箸、スプーンなどを入れないようにしましょう。 

※舌を噛んでいることがあるかもしれませんが、出血多量等で死ぬことはないので 押し戻さないようにしましょう。

私たちの身の回りには、様々な感染症がありますが、予防接種を受けることでその病気に対する免疫がつくられ、その人の感染や重症化を防ぐことができます。予防接種は、感染を防ぐことで 「本人」と「集団」を守ります。ぜひ予防接種をして、お子さまを病気から守りましょう。

当院では、インフルエンザの予防接種を実施しています。

今年はインフルエンザの流行が予測されます。既に感染された方も、インフルエンザワクチンは
複数のウイルス株が選定されて作られているため、まだ感染していないインフルエンザウイルスへの 感染を防ぐことができます。

そのほかのワクチンの同時接種についても、スケジュールを立ててご案内いたします。

予防接種をご希望の方は、青木内科小児科医院(代表)までお問い合わせください。

青木内科小児科医院(代表):086-281-2277 

イラストは「0~5歳児担任の病気+ケガ ガイド」より引用

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