1.開催日時
2009年3月22日 (日) (10:00~16:50)
2.開催場所
岡山衛生会館(岡山市古京町)
3.スタッフ
- 青木:畠中・清水・青木・石川・平松・山岡・鈴木・生田
- クリニック:森光・栗坂・前田・山地・宮本奈・伊藤・椎野
- リハビリ苑:延原・宮澤・大西・草地・森上・網野・村井
- 牛窓:月本・山本・時耕
4.参加人数
60施設より160余名
5.目的
次年度の介護保険改定および近年注目されている認知症についての知識の共有
6.感想
医療法人青木内科小児科医院青木佳之理事長が会長を務める岡山県通所リハビリテーション協議会の第12回研究大会が3月22日に開催されました。
小雨の降る中で足元が悪く、連休の最終日いうこともあり、参加者数は160余名の参加となりました。
特別講演「介護報酬改定と認知症対策について」
午前中は講師として厚生労働省老健局計画課 認知症・虐待防止対策推進室室長補佐 山本亨氏が「介護報酬改定と認知症対策について」というテーマを講演していただきました。
制度改定については、わかりやすい資料と説明で来月からの介護保険改定について、参加者の不安解消に繋がったのではないかと思います。
グループワーク
13:00からは研究大会初めての試みであるグループワークを行いました。
以下の4つのグループで話し合いをしました。
認知症に対する地域のネットワーク作りについて
グループ1:座長 作本 修一 岡山県通所リハビリテーション協議会 理事
認知症ケアの具体的な問題点や困難事例について
グループ2:座長 佐藤 涼介 岡山県通所リハビリテーション協議会 理事
高齢者虐待から見えてくる人権と家族の問題や悩みについて
グループ3:座長 宮原 伸二 岡山県通所リハビリテーション協議会 理事
通所リハ・グループホームにおける認知症ケアの現状と課題について
グループ4:座長 福嶋 裕美子 岡山県通所リハビリテーション協議会 理事
参加者には自身の興味のあるテーマに参加していただきました。グループ討議中には、沈黙の時間はほとんど見られず、業務内での悩みの解消、他施設との交流、情報の共有ができる場でした。
演題発表
各グループワークが終わり、岡山県通所リハビリテーション協議会 理事 柴田高志氏が座長を勤める演題発表へと移りました。
プログラム見直しの為の新たなる取り組み
あしもり内科クリニック 宇都宮綾香
訪問看護からデイケア参加へ
河口医院 篠原和博
自宅でのADLの向上に向けた取り組み ~脳血管疾患の利用者の事例を通じて~
佐藤医院 平松幸雄
意欲低下とドックセラピー
高松アクティブホーム 三宅慶子
シンポジウム グループワーク総括
15:40から、グループワークの総括を岡山県通所リハビリテーション協議会副会長の福岡英明氏が座長で進行しました。
従来の大会にあるような、講演者からの一方通行の情報の伝達ではなく、参加者との活発な意見交換が行なわれ、出演者・参加者ともに質の高い有意義な時間となったのではないでしょうか。
今回の研究大会では、グループワークを取り入れたことにより、例年とは段取りが異なり、スタッフ一同で若干の戸惑いはありましたが、一致団結をして準備・進行を首尾よく行い、当日は大きなトラブルもなく無事に終えることが出来ました。
担当:生田