冬に流行しやすい感染症のお知らせ

大寒を迎え、冷え込みが一際厳しくなってまいりましたが、 皆様いかがお過ごしでしょうか。
昨年はコロナウイルスをはじめ、RSウイルス、ヒトメタニューモウイルス等様々な感染症の流行がみられました。お子様の突然の高熱で心配された方もいたのではないでしょうか。子どもの体調は急変しやすいので、不安に思う時は早めの受診を心がけましょう。
この時期に感染しやすい病気の一部をお知らせいたしますので、参考にしてみてください。

感染症について

〇もしも、 便や嘔吐物で衣類、床等が汚れてしまったら …

ノロウイルスなどは、アルコールでは除菌できません!
次亜塩素酸ナトリウムと記載されている塩素系漂白剤が有効です。
市販されているハイターやブリーチなら、ご家庭にありますよね。
塩素系漂白剤と記載されていれば、キッチン用または洗濯用のどちらでも使用できます。

〇消毒液の作り方(ハイター・ブリーチの場合)

①ペットボトル等に水を500ml入れます。
②ハイターやブリーチをペットボトルのキャップのふた2杯分(約10ml)入れます。

☆衣類の消毒方法
  ①消毒液に浸したペーパータオルや布等で汚れを取り除いた後、消毒液に30分漬け込む。
   または、熱湯消毒(85度のお湯に1分以上浸す)を行う。
  ②その後、他の衣類と分けて洗濯をしましょう。

どれも簡単なやり方なので消毒に困った際は、活用してみてください!

〇加湿を行いましょう!

部屋が乾燥してしまうと、のどが荒れて咳が出やすくなったり、痰がきれにくくなったりします。
理想的な部屋の湿度は、40~60%と言われています。
加湿器や濡れタオル等で乾燥を防ぎましょう。

引き続き、正しい手洗いの習慣をつけて感染を予防しましょう!

①~⑥を2回繰り返すとより効果的です。
最後にしっかりと泡を洗い流しましょう!
※消毒は手をよく拭いてから行って下さいね。

感染予防のためにも爪を切ろう

切ったばかりなのにもう爪が伸びている!と思った経験はありませんか?
子どもの爪は、大人の約2倍の速さで伸びます。個人差はありますが、5~7日に1回を目やすに切ってあげましょう。
子ども達は様々な物に触れるため、手にはウイルスや細菌がつきやすく爪が伸びているとその中にも入ってしまいます。爪切りに合わせ、正しい手洗いの習慣を子ども達にも伝え元気に過ごしていきたいですね。

子どもが爪切りを嫌がるときは?

〇寝ている間に切る
⇨切っている時に子どもが急に動くことが不安、子どもが爪切りを嫌がる方におすすめです。

〇子どもが何かに集中している時に切る
⇨家族などに協力を得てもらったり、テレビなどに集中している間に済ませる方法もあります。

もし、爪が割れたら…
  無理に爪を取らず爪切りで切ったり、絆創膏などで保護したりしましょう!

予防接種をしよう

私たちの身の周りには、様々な感染症があります。
感染症にかかりやすい時期に達する前に、ワクチンで予防しておくことが大切です。
きちんと接種して、お子さまを病気から守りましょう。

ワクチンの同時接種についても、スケジュールを立ててご案内いたします。
接種をご希望の方は、青木内科小児科医院 086-281-2277 までお問い合わせください。

青木内科小児科医院は日曜日も診療しています。

イラストは「0~5歳児担任の病気+ケガ ガイド」より引用

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