冬に流行しやすい感染症のお知らせ

 日々様々な感染状況が聞かれる中、皆様いかがお過ごしでしょうか。
 朝夕は、寒さを感じる日も増え、日中との寒暖差が大きい季節となってきました。
 体調の変化には十分注意してください。
 これからの季節、嘔吐・下痢・インフルエンザなどの感染症の流行が毎年多く見られています。この時期に感染しやすい病気について、対応方法・予防接種などまとめていますのでご参考にしてみてください。

<感染症について>


嘔吐や下痢をした時の食事は何を食べたらいいの?

<消化に良い食べ物>
乳児:離乳食を1段階戻す。いつもより少し柔らかめ、水分と塩分を少し増やす。
幼児:デンプン系の炭水化物中心(うどん、おじや、おかゆ)など。
   肉(鶏のささみ)、魚(白身魚)などのたんぱく質も食べてはいけないことはないが脂質
   は消化しにくいので焼く・炒めるより煮る・蒸す料理の方が良い。
他…豆腐、人参、かぼちゃ、大根、バナナ、りんご、ゼリーなど

<消化の悪い食べ物>
・牛乳、脂肪の多い食品(天ぷら、ラーメン、中華料理など。)
・発酵しやすい食品(砂糖が多く含まれている食品、さつまいも、栗など。)
・柑橘系果実(クエン酸が含まれるため、胃の粘膜を刺激し余計に胃液分泌を促してしまう。)
・大人用イオン飲料(大人用の物は電解質の濃度が子ども用(乳児用イオン飲料
(アクアライト)等)に比べ濃い、また糖分が多い為適していない。)
・食物繊維が多い物は控えた方が良い(ごぼう、レンコン、アスパラガスなど。)



インフルエンザを予防するにはどうすればいいの?

 私たちは毎日、様々な物に触れていますが 、それらに触れることにより、自分の手にもウイルスが付着している可能性があります。
 ウイルスの体内侵入を防ぐため以下のことを心がけましょう。
・外出先から帰宅時や調理の前後、食事前などこまめに手を洗う。
・ウイルスは石けんに弱いため、次の正しい方法で石けんを使う 。

<予防接種をしよう>

 私達の身の回りには、様々な感染症があります。これらを防ぐ有効的な手段が『ワクチン』です。 きちんと接種して、お子さまを病気から守りましょう。
  これまでロタウイルスワクチンは任意接種でしたが、令和2年10月1日より定期接種となります。 令和2年8月1日以降に生まれた方を対象に、生後2ヶ月から接種できます。
 他のワクチンとの同時接種についても、スケジュールを立ててご案内いたします。
 予防接種をご希望の方は、青木内科小児科医院 086-281-2277 までお電話でお問合せください。


イラストは「0~5歳児担任の病気+ケガ ガイド」より引用


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