ベビーサインご存じですか?

 日々様々な感染状況が聞かれる中、自宅で過ごす時間が増えていると思います。おうち時間の過ごし方に悩んでいる、パパやママも多いのではないでしょうか。子どもたちが飽きないように、また、パパやママ自身も出来るかぎりストレスなく過ごせるように、おうち時間で赤ちゃんとのコミュニケーションを簡単にとることができる、ベビーサインについて紹介します。


ベビーサイン(baby signs)とは

 パパやママが、言葉をまだ話せない赤ちゃん(乳幼児)と、身振り手振りでコミュニケーションする方法のことです。
 赤ちゃんは、生後2ヶ月頃からクーイング(「あ~」「う~」など簡単な母音)、生後4ヶ月頃から喃語(言葉を学習する前に出す意味のない声)を発するようになります。
 しかし、言葉を使ってコミュニケーションできるようになるには、喃語の発声を通した口・舌・喉の使い方の学習や筋肉の発達、言語能力の発達が不可欠で、とても時間がかかります。
 赤ちゃんの手足は、言葉を話すより早く自由に動かせるようになります。
 そのため、ベビーサインを覚えると、早い時期から赤ちゃんとコミュニケーションをとれるようなります。


ベビーサインの特徴

 ベビーサインのメリットはたくさんありますが大きく分けると、

・親子の絆がとても深まる
・話し言葉の習得に好影響がある
・育児がより楽しくなる
・赤ちゃんの健康と安全の管理に役立つ
・手先指先が器用になる 

 ということがいえます。


いつごろから始めるの?

 生後~おしゃべりが上手にできる前くらいまででしたら、いつから始めていただいても大丈夫です。
 赤ちゃんからベビーサインでお返事が返ってくるようになるのは、早くてもお座りができるようになった頃からです。
 歩き始める頃には、ベビーサインを覚えるスピードも早くなり、使える単語がどんどん増加していきます。


どうやって教えるの?

 普段の生活でママ、パパが語りかけに手を添えてあげるだけでOKです。
 サインを覚える時間を作ったり覚える数を決めたりする必要はありません。
 目にするものや触れるものを「お手てで表現するとこうなんだよ」と、語りかける時に手の動きを見せていると、赤ちゃんはだんだんとベビーサインを理解していきます。


ベビーサインの種類

*一部、一般社団法人 日本ベビーサイン協会より抜粋

 ベビーサインでお互いの思いを伝え合うことで、ママも赤ちゃんも日々のストレスを軽減できます。簡単な物から覚えて、少しずつ慣れていけるといいですね。意思の疎通は本当に大切なので是非試してみてください。

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